秋の夜長もなんのその。
立石は二毛作にてまったりし候。
たまには拙も名写真を狙いけり。
聳えたるは、杉玉櫓。
この日は恒例のゴルフなるも、
人望のなせる業かなんと参加2名なり。
しかたなしと河川敷にて、
打てども打てども右に曲る球を見送り候へば、
体が悲鳴をあげ始め、早々に湯処へと非難し候。
そして辿りつきたる立石の地。
思い起こせばこの日唯一の極楽。
後を辿れば錦糸町。
銀玉をはじきたりて、一攫千金を目するも、浅はかなり。
毎度毎度も学習せず、描きし夢物語は金と共に泡の彼方。
ならば仕方なしと安息を求め、思い出の地たるは亀戸。
与党は揉めてもこちらは揉めぬ。
ブドウ酒を求めて着きたらば、店内暗く、休業日のにほい。
これ痛恨の極み成。
途方に暮れ、最早思いつきたるは、終着の大吉に候。
一方気分は大凶成。
さてこの日の唯一の相方は、
変わらずのんき輩であり候。